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【世界の一流は「雑談」で何を話しているのか】1.2 一流は「その人」に特化した雑談をしている

一流は「その人」に特化した雑談をしている

著者の母国ポーランドのビジネスマンに、「How are you?」と聞けば、定形のパターンではなく、本質的な答えが返ってきます。

自己開示をしながら中身のある雑談を始めます。

自己開示とは、プライベートな情報を含めて、自分の「思い」や「考え方」などを相手に素直に伝えることです。

自己開示をすると、相手に「自分がどんな人物なのか?」を知ってもらえますから、警戒心を解きやすくなり、お互いの心理的な距離を縮めることができます。


日本の雑談は定番のフレーズの後ろに隠れることで、自己開示をしない、あるいは自己開示をしなくて済む雑談が多いのですが、ヨーロッパの国々では、決まったフレーズはなく、「その人」に特化した雑談になることがほとんどです。

すぐに自己開示をして自分のことを知ってもらおうとするだけでなく、自己開示できるような質問をするという特徴があります。