普通の会社員でもできる日本版FIRE超入門 [ 山崎 俊輔 ]
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目次
経済的な独立を実現し、早期リタイアを図る
FIREとは「Financial Independence, Retire Early」の略です、日本語に訳せば、「経済的な独立と早期退職」というところでしょうか。
一般的なFIREムーブメントでは「年収の25年分を資産形成する」ことを目標とします。そして、「年4%の収益を得て取り崩す(4%ルール)」ことにより、資産は減らずに、一生涯の経済的安定を確保したリタイア生活が可能になるとします。
海外、特にアメリカでのトレンドは?
アメリカでは月払いではなく月2回払いや週払いの給与計算をする会社が少なからずあるそうですが、これのよくない点は「その日暮らし」に家計が陥ってしまうことです。
支え合うコミュニティがある地域も
アメリカの社会のおもしろいところは、同じ価値観や悩みを持った人が支え合ったり励まし合ったりするコミュニティがあることです。
これは日本にはなかなかない仕組みです。
実はアメリカ人は豊かになっている 私たちも負けてはいられない
アメリカの高齢者の懐具合は時代を追って改善されています。いわゆる「老後に2000万円」のレポートには、日本の高齢者の資産状況はこの数十年変化がなかったところ、アメリカの高齢者は10年おきに経済的な余裕が増していることが示されています。
日本に暮らす私たちに、同じことができない理由はありません。私たちもFIREを目指すことで、老後の経済的安定を引き寄せることができるのです。