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あだ名のやぎと図書館のlibraryを組み合わせてyagibraryです。本から学んだことをみなさんに紹介します。

【要約】【頭がよくなる!要約力】第2章 「要約力」こそが生きる基本である

「要約力」があれば的確な状況把握ができる

内なる「要約力」を鍛えて状況を突破する

「共同主観」を整えることが仕事のスタート

優れたサッカーチームに見る「要約力」の爆発

成功者の重要なポイントは本質をつかむ力

成功している人の重要なポイントとして「要約力」があると著者は思うのです。その場合の「要約力」が何かというと、本質を的確に、できるだけシンプルに把握する力です。

究極の「要約力」は定義に行き着く

本質をひと言」で言い切るのは、ものごとを定義することと同義です。究極の「要約力」は定義すること、と言ってもいいでしょう。

定義はひとつとは限りません。ものごとの本質をつかむには、「ギュッと縮めてシンプルに言ったら、どういう言葉になるだろう」と、つね日頃から考える習慣をつけるのが一番です。

フェルトセンスを言語化できれば悩みは解決する

一方で、矛盾するようではありますが、定義をするのは大変こわいことでもあります。「〇〇は××と見つけたり」と定義したとき、「本当にそうなのか」という疑問がわいてくる場合もあります。

というのは、定義はひとつとは限らないからです。

今、何か状況を自分で定義してみたとしても、「あれ、そうじゃないかも」と感じる可能性もゼロではないということです。そういう心の感覚を心理学ではフェルトセンスと呼んでいます。これはアメリカの臨床心理学者のユージン・ジェンドリンが提唱した理論です。

フェルトセンスは何となく感じていても、言葉にできない感覚です。それにハンドルをつけて形のあるもの、たとえば言葉として取り出せたら、気持ちが楽になります。