ルール③ハコの上限1,800万円は「入れたお金」でカウント
言いかえると、「ハコの中でお金が増えても、ハコの上限は変わらない」というものです。
「1,800万円までお金を入れられます」というルールは、「株や投資信託を買ったときの金額」でカウントされます。
ルール⑤ハコに入れられるお金は年間360万円
1年間で360万円まで投資することができますが、その内訳は「つみたて投資枠120万円+成長投資枠240万円」と決められています。
つみたて投資枠
これは、一言でいうと「ずーっと持っておくのにベストな資産」というイメージです。
結局、「つみたて投資枠」の正体は何か。
その答えは、「あなたの資産を守るために、分散投資ができる商品」のことです。
ちなみに、このようにいろんな資産に分散できる商品を、「投資信託(ファンド)」と言います。
成長投資枠
「攻めの投資」に使えるのが、成長投資枠です。
つみたて投資枠は年間120万円使えるのに対し、成長投資枠は年間240万円まで使うことができます。
では、成長投資枠で買える商品とは何か。
結論から言うと、
- 一般的な株
- 一般的な投資信託
のことです。
先ほど、
と説明しました。
しかし、投資信託の中でも、比較的リスクの高い商品があります。
例えば、「テーマ型」の投資信託です。テーマ型投資信託には、次のような商品があります。
このような投資は、どうしても「業界一点張り」となってしまいます。
つまり、大きく儲かる可能性もありますが、その分リスクも大きくなってしまう。だから、長期間持つことが前提の「つみたて投資枠」ではなく、収益を重視する「成長投資枠」で買うことができるのです。