目次
1 導入
本書は、Javaプログラミング言語とその基本ライブラリであるjava.lang, java.util, java.io、およびサブパッケージであるjava.util.concurrentやjava.util.functionを有効活用するためのものである。その他のライブラリについても随時解説している。
本書は90の項目からなり、それぞれが1つのルールを伝えている。このルールは、一般的に最も優秀で経験豊富なプログラマーが有益と考えるプラクティスである。各項目は11の章に大別され、それぞれソフトウェア設計の大まかな一面を扱っている。本書は隅から隅まで読むことを意図しておらず、各項目は多かれ少なかれ独立したものである。項目はクロスリファレンスが多用されているので、本の中で自分のコースを簡単に描くことができる。
本書の最終版が発行された後、多くの新機能がプラットフォームに追加された。本書のほとんどの項目は、何らかの形でこれらの機能を使用している。この表は、主要な機能を主にカバーしている場所を示している。