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【本要約】柿内尚文【パン屋ではおにぎりを売れ 想像以上の答えが見つかる思考法】第1章 「考える」について最初に知ってほしい3つのこと

目次

1 考える=「広げる」+「深める」

「考える」ことについてまず、最初に知っておいてほしいこと。

 

それは「考えるとは『広げること』と『深めること』である」ということです。

 

「広げる」とは、可能性を考えていくことです。

 

「深める」とは、本質的価値を考えていくことです。

 

2 「考える」と「思う」はまったくの別物

「思う」は頭に浮かんでくる、感じること。

 

「考える」は目的のために意識的に思考すること。

 

インプットはあくまで「考えて答えを見つけるための材料」です。調べること、まとめることはゴールではないです。

 

「考える」と「思う」は違う。「考える」と「知っている」も違う。

 

3 考えるには「論理的に考える」と「非論理的に考える」がある

私は、考えるとはロジカルシンキングのことだと思っていましたが、著者はそうではないといいます。

 

論理的思考では解決できない問題もある!

データをベースに考える場合、データはあくまでも「過去」の情報です。

 

一方で、「考える」は未来にベクトルが向いています。

 

「未来を考える」ときに必要なのが、「非論理的に考える」です。

 

論理ではなく、直感や思いなど、非論理的なところからはじめる思考法は、先が見えないいまの時代を生きていくうえで、より求められていると著者は考えています。

 

仕事に「遊び心」が必要なワケ

「考える」ときには「遊び心」も加える。

それが「非論理的に考える」ための大事なポイントです。

 

「論理」と「非論理」の両方を手なずけることで、自分の「考える力」をレベルアップさせていくことができます。