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【本要約】本田直之【レバレッジ・リーディング】第1章 ビジネス書の多読とは何か? 100倍のリターンをもたらす究極の読書術

目次

第1章では、「ビジネス書の多読とは何か?」というテーマで、「速読」との違いなどにも触れながら、多読のメリット、投資手段として、そして、ビジネスで成功するための読書についての考え方などが紹介されています。

 

レバレッジ・リーディングとは何か?

レバレッジ(leverage)とは、英語で「てこ」の働きのことを指しています。

 

それでは、ビジネスにおいてレバレッジをかけるには、どうすればいいのでしょう。

 

その答えは、本を読んで、そこに書かれているノウハウを自分流に応用し、実践で活用することです。

 

ただし、一冊や二冊を読んだだけでは足りません。できるだけたくさんの本を効率よく読むことが必要です。この発想から、著者の「多読術=レバレッジ・リーディング」は生まれたのです。

 

「速読」より「多読」

速読は昔から根強い人気があるようで、著者も興味を持って、速読の本をいろいろと読んだそうです。そのうえで、レバレッジをかけるのが目的なら、速読よりも、むしろ自分にとって重要なポイントのみをつかみ、内容を理解して実行することのほうが重要だと著者は考えています。

 

大事なことは、本を読んで得た知識で何をするかです。インプットするだけでは、ただの自己満足にすぎません。いかにアウトプットするかが勝負なのです。多読は投資活動です。つまり、読んだ内容を仕事に生かすこと、投資の結果を出すのが最終目的です。

 

速読が目の動かし方を訓練したりして、すべてを早く読んでみせるという技術なら、多読は、無駄な部分を切り捨てる技術と言えます。

 

多く読めば多く稼げる

多読は投資です。しかも必ず結果がプラスになるという、世にも珍しい投資です。

 

数をこなすと、それだけ良い考え方やノウハウに出逢う確率が高くなります。言ってみれば、リスクを減らし、累積効果により成功の確率を上げるための多読なのです。